tokyo-wasted’s diary

しがないインフラエンジニアが、余り役に立たない情報を載せていきます。

VCAP6-NV Deployment 受験記

VMware社の資格試験は難易度によって大きく4段階に分かれています。

  •  難易度低 → VCA
  • 難易度中 → VCP
  • 難易度高 → VCAP
  • 難易度最高というかヤバい→ VCDX

 

今回受験したのは上から2つ目に難しいVCAP試験の1つ「VCAP6-NV Deployment」で、個人的には初めてのVCAP試験。

 

VMware Certified Advanced Professional 6 - Network Virtualization Deployment (VCAP6-NV Deploy) Exam

 

試験問題については書くことができませんが、2014年末から2016年10月くらいまで実施されていたVCIX-NV試験によく似ています。

 

VCIX-NVとの違いを説明することで、VCAP-NV Deployment の試験内容をまとめてみましょう

  1. 試験費用が高くなった。VCIX-NVは4万円強くらいでしたが、VCAP-NVは消費税を含めると5.6万円です。会社に費用を申請するのも勇気がいるレベル。
  2. 時間が気持ち短くなった。VCIX-NVは180分の試験でした。更に英語が母国語でない受験者には30分の延長ボーナスがあったので210分が試験時間でした。VCAP-NVは190分で試験時間は長くなりましたが、延長ボーナスが15分なので合計205分。どちらにせよ長時間の試験には変わりありませんがw
  3. 問題数が増えた。VCIX-NVで16だった問題数は、大きく増えて23になりました。かなりタイトで、マニュアルを読んだり試行錯誤をしてる余裕は殆どありません。
  4. 問題レベルが上がった。VCIX-NVは「NSXの基本操作」というレベルでしたが、VCAP-NVは「NSXが持つ機能を網羅」って勢いで幅広く出題されます。VPNやユニバーサルコンポーネントもある程度触っておかないと何をしていいやら状態になります。
  5. NSXバージョンが変わった。6.2ベースの環境なので、Cross-vCenterに関係する問題が登場します。

 

その他、細かい点としては試験のインターフェースが変わり、インターネットで公開されているオンラインハンズオンラボ(VMware Learning Platform)と同じシステムになりました。オンラインハンズオンラボは無料で使うことができるので、必ずやり込んで操作感覚を掴んでおきましょう。

 

この環境では画面右にパネルが表示され問題文がでてきますが、ここで文字を選択して操作画面にドラッグ&ドロップができます。文字入力はそんなに快適ではないので、なるべく時間ロスなくサクサクと進めるようにしましょう。

 

1つ注意することとしては、試験環境では Backspaceキーが使用不可になってます! 入力した文字を消すには Deleteキーしか使えないので気をつけましょう。

 

2016年4月時点で VCAP保有の日本人は366名http://blogs.vmware.com/education/2016/04/where-in-the-world-are-vcaps-infographic.htmlなので、まだまだ希少性はあるのではないかと思います。 1つといわず、2冠3冠目指したいですね!