re:Invent 2017 で VMwareのクラウドサービスがさらに進化!
こんにちは。
最近 VMwareだけではなく AWSビジネスにもかかわるようになりました。
その一環で、初めてAWSの Tech Eventである re:Invent 2017 に参加してきました。
今回VMware関連のサービス発表で VMware Cloud on AWS の機能追加発表がありましたので紹介します。
vCloud Airなど、これまで VMwareもクラウドビジネスに挑戦してきましたが、なかなかうまくいっていない部分がありました(撤退・・・)。
そこで VMwareがとった驚きの一手は、クラウドの巨人AWSとの協力し VMwareクラウドを提供する「VMware Cloud on AWS」でした。VMC on AWSが発表されてから1年、やっと北米でサービス提供が開始されましたが、さっそく今回の re:Invent 2017 で進化しました。
まず、サービスローンチ時に提供されていなかった「オンプレミスのvSphere環境から vMotionして VMC on AWSへ仮想マシンを移行する」という目玉機能ですが、早くも追加されました! 距離のある Cross-vCenter vMotionという感じですが、これがサポートされたことでオンプレミスからクラウド移行の選択肢としてかなり有力になりました。実際には仮想マシンサイズやネットワーク遅延などを考えて、かなり検証が必要になる機能ですが、早く検証してみたいですね!
次に、オンプレミス環境との接続はこれまでVPN接続のみがサポートされていましたが、AWS Direct Connect(Dx) による接続がサポートされました。 Dx接続によってキャリアが帯域保証する安定した回線を使えるようになり、オンプレミス環境とのトラフィック品質についてユーザの懸念を払しょくできるようになりそうです。
そのほかにも、これまでの最大ホスト台数16台が倍の32台になったり、課金制度が従量課金だけではなく1年・3年のサブスクリプション選択が増えより低料金で利用できるようになったりと、サービスの拡張が行われています。
今回のアップデートは 「マイルストーン2」と呼ばれているそうです。
日本でのサービスローンチが2018年の末ごろになるそうですので、それまでにも複数のマイルストーン更新で進化を続けていきそうですね。
個人的には、最小のESXiホスト台数を 4台から 2台とか3台にしてほしいのですが・・・・笑
それでは!